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ニュース・フラッシュ

2008年11月17日 シドニー 増田一夫

豪:鉱業界はFTS株式制度導入を待望

 地元紙によれば、Rudd政権の公約であった豪州のFTS(フロースルー株式:Flow Through Share)制度の導入について、動きが注目されている。豪州連邦政府によるFTS制度導入に関して、AMEC(鉱業探鉱企業協会:The Association of Mining and Exploration Companies)は、Ferguson資源大臣に対し要望書を提出する構えと報じている。
 ジュニア企業、MCA(豪州鉱業協会:Minerals Council of Australia)からも、FTS制度を導入を求める声が強く、FTS制度が導入されなければ、この市況低迷下で多くの中小鉱山・探鉱会社が窮地に立たされると警告し、FTS制度導入により鉱業活動が活性化することが国益につながると訴えている。
 FTS制度とは、カナダで既に導入されている制度で、株式発行法人が株式の対価額相当まで探鉱費用と開発費用を投じることが出来るという合意の下に発行する株式である。税法上、探鉱開発費用はFTS株式を購入した投資家(納税者となる個人並びに会社)の経費(費用)と見なされるためFTS制度導入によって、鉱業投資拡大が期待される。

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