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ニュース・フラッシュ

2008年11月23日 バンクーバー 村上尚義、室井エリサ

カナダ:Lundin Mining社、2008年Q3報告を発表

 Lundin Mining社(本社:ON州Toronto)が2008年Q3報告を発表した。同期は金属価格の大幅下落の影響を受け、Aguablanca鉱山(スペイン南部)の資産価値の減少、そしてRio Narcea金山及びEuroZinc社の資産価値も買収額を下回ったため、評価損2.01億US$を計上し、純損失1.99憶US$となった。
 鉱山の操業面でも、金属価格下落が大きく影響しており、Aljustrel亜鉛鉱山(ポルトガル)は、操業を再開した2007年当時の亜鉛価格から、約75%(2008年11月20日)も下落したことにより、操業休止を決定した。Neves-Corvo銅・亜鉛鉱山(ポルトガル)も現在の金属価格が続くと、鉱山存続が厳しくなる可能性が出てきている。同山では多金属鉱を処理しているが、亜鉛選鉱設備を銅選鉱設備に転用することで対処していくことも検討している。Gamoy亜鉛・鉛鉱山(アイルランド)では、業務計画の見直しを図り、今後更なる検討を加えて最終結論を出すとしているが、2011年の閉山予定が早まる可能性がある。
 なお、Lundin Mining社がFreeport MacMoRan Copper & Gold社との合弁でDRCコンゴに開発中のTenke Fungurume銅・コバルトプロジェクトについて、同社は予定どおり2009年に生産を開始するとしている。しかし、DRCコンゴ政府との鉱業契約交渉の進捗など、カントリーリスクに関する指摘に関して同社はコメントを控えている。

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