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ニュース・フラッシュ

2008年11月25日 サンティアゴ 菱田 元

チリ:CODELCOがFarellones石炭火力発電所の環境影響評価書を修正し再提出へ

 2008年11月17日付の地元業界紙によると、CODELCOは11億US$を投じたチリ第Ⅳ州Farellones石炭火力発電所(800MW)の建設計画のEIA(環境影響評価書)を一度撤回すると発表した。
 このEIAは、当初2007年9月に提出された。第Ⅳ州La Higuera郡に建設予定のFarellones石炭火力発電所は、800MWの規模でCODELCOのSalvador、Andina、El Teniente、Ventanas各ディビジョンに電力供給する計画であった。CODELCOはこの発電所建設のための国際入札を公示し、チリで操業していない海外の電力会社や石炭会社からの応札の意向を受けていた。CODELCOはEIAを一時撤回した理由として、EIAに情報を追加する時間を入札参加希望者に与えるためとしている。CODELCOは声明の中で「発電所の環境問題について疑問を投げ掛ける報告書が複数あり、これらの内容には決して同意しないが、La Higuera郡及び第Ⅳ州の住民が納得してこの問題が鎮静化するまで、いかなる疑問も解決して取り除きたい。」と述べた。このEIA撤回によりプロジェクト評価が数か月遅れることになるが、CODELCOは6か月以内に新しいEIAを提出する予定である。
 なお、CODELCOは2008年6月にEnergia Mienera社の子会社を通じて1.05GWの石炭火力発電所建設のEIAを提出している。このプロジェクトはQuintero港の北8.5km地点に位置し、投資額は17億US$が計画されている。
 CODELCOは2007年11月に本入札を開始したが、落札者は自らの提案に基づく発電プロジェクトあるいは、石炭火力発電所建設のどちらかを選択できる。

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