閉じる

ニュース・フラッシュ

2008年11月25日 シドニー 原田富雄

豪:WA州はウラン開発禁止政策を正式に撤廃

 2008年11月17日、WA州のバーネット首相は、2002年以降に継続してきたウラン開発禁止措置を正式に撤廃したことを発表した。この結果、有望なウラン鉱床を有する豪州にあってQLD州のみが開発を禁止する唯一の州となった。
 WA州では、今後鉱業権にウランが含まれることになり、ウランの生産及び輸送を監視するために規制法の作成を行うことになる。
 こうした動きに対し、AUA(Australian Uranium Association:ウラン豪州ウラン協会)のAngwin会長は、ウラン開発禁止か許可かについてWA州の政局が混沌としていた中、ウラン価格は46US$/lbと最高値から半減したが、ウランは需要家との間で長期契約により取引されるため、鉱山開発は直ぐにでも開始されるだろうと述べている。
 一方で、ACF(Australian Conservation Foundation:豪州保護財団)は、ウラン開発には多くの危険を伴う上、WA州の経済成長に大きな影響を与えないと述べている。また、プロジェクトには長い開発期間が必要で、現在のウランのスポット価格低下に加えて、規制当局側の経験、枠組の度合いを考慮すれば開発の見通しは不確かだと主張している。

ページトップへ