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ニュース・フラッシュ

2008年11月27日 リマ 西川信康

エクアドル:Condor山脈地方で鉱山開発反対運動

 地元業界紙等によると、エクアドルで最も有望な鉱山地帯の一つとされ、ペルー国境沿いに位置するCondor(コンドル)山脈地方の先住民Shuar族は、鉱山開発賛成派と反対派に分かれて対立している。特に、Shuar族集団のAsociación de Centro Shuarは、抗議運動を強力に展開しているという。
 Fabían Rodriguez鉱業会議所会頭は、Shuar族による鉱山反対運動は環境NGOの扇動によるものであり、少数派の反対運動により、国家プロジェクトである鉱山開発が阻害されてはならないと強調した。
 一方、CONAIE(全国先住民同盟)のMarlon Santi代表は、カナダで大規模鉱山を視察したが、自然破壊が進んでおり、地域住民が開発による十分な恩恵も受けていないとし、エクアドルにおいても、鉱山開発は国や進出企業の主導で行われており、地域への還元は期待できないと反対を貫く姿勢を示した。
 なお、新鉱業法は現在、議会の経済・産業開発分科会で実質的審議が行われているが、近く、分科会として独自調査を行うために南部の鉱山開発予定地域に出向き、鉱山会社及び地域住民と会合を持つことになっている。

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