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ニュース・フラッシュ

2008年12月9日 サンティアゴ 菱田 元

チリ:ENAMIとSONAMIが中小規模鉱山への15か月融資設定制度を提案

 2008年12月4日付地元業界紙によると、銅価低迷でチリの中小規模銅山の操業が立ち行かなくなっている状況に鑑み、ENAMI(チリ鉱業公社)とSONAMI(チリ鉱業協会)は12月2日に会合を持ち、これらの鉱山を資金援助する融資制度を共同で提案した。
 12月4日にサンティアゴで開催されたCOCHILCO(チリ銅委員会)主催の“The Copper Market:Crisis & Perspectives”の冒頭挨拶で、鉱業次官Veronica Barahona女史は、銅価低迷でチリの中小規模鉱山部門の生産量は30~40%縮小するとの見通しを述べた。
 Barahona次官によるとENAMIとSONAMIは中小規模鉱山のために期間15か月の融資枠(line of credit)創設のため作業中である。
 なお、ENAMIは中小規模で自ら鉱石処理できない鉱山から銅鉱石を買い取り、それを選鉱・製錬し販売しているが、政府は、最近、銅価が下落する中、ENAMIが18百万US$の基金を使い、中小規模鉱山から鉱石を特別価格(1.99US$/lb)で買取る制度を認可済みである。

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