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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル マンガン
2008年12月9日 シドニー 原田富雄

南ア・豪:BHP Billitonはマンガンを減産

 2008年12月3日、BHP Billitonは、世界の経済情勢と鉄鋼需要の減退により、豪州と南アでのSamancor社(BHP Billitonが60%、Anglo Americanが40%出資)によるマンガン生産を一次的に減産することを発表した。
<2009年度Samancor社の減産計画>
・Gemco鉱山(豪NT準州)150万t(生産能力の21%相当)
・Hotaze鉱山(南ア)17万t(〃23%〃)
 なお、豪州会計年度末の6月末までに予定どおり減産が行われば、能力比-37.5%の減産操業となる。
 マンガンは炭素鋼産業に完全に依存しており、このところの需要減に伴い会社の経営資源を鉱山操業から開発・所有財産の見直しとマンガン合金炉の改修に移すことになる。また、こうした価格低迷期における炉の改修の動きは豪州のTasmanian Electro Metallurgical社、南アのMetalloys社といった同業企業においても予想される。
 なお、BHP Billitonの鉄・石炭部門は、市場監視を続け、需要が回復すればマンガン合金をフル生産する予定であるとコメントしている。

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