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ニュース・フラッシュ

2008年12月12日 リマ 西川信康

ボリビア:JOGMECが共同調査に向けた覚書署名

 12月12日、ラパスにおいて、JOGMECは、COMIBOL(鉱山公社)及びSERGEOTECMIN(地質鉱山技術サービス局)との間で、共同調査の実施に関する覚書に署名した。内容は、同国Oruro(オルロ)県南部に位置するMendoza(メンドーサ)地域(対象鉱種は、鉛・亜鉛等)において、衛星画像解析により有望地区候補を複数抽出し、現地評価調査を実施して有望地区を選定するもの。現地評価調査にはボリビア側からも地質技師が参加し、日本側から探査技術の移転が図られる。調査団は、年明けに派遣される予定。
 調印式に立会ったEchazu鉱業冶金大臣は、「ボリビアでは、未探鉱地域がほとんどで、組織的な調査が行われておらず、大統領も、この種の基礎調査の行方に注視している。今回の調査は、先進技術である衛星画像を活用し効率的に探査を行うもので、これを契機に、今後の日本とボリビアの政府間協力の大きな第一歩となることを期待している。」と述べた。
 なお、他国との政府間ベースの協力調査の動向について、Mendoza鉱業冶金次官は、2007年12月に調印した中国による図幅作成に向けた融資プロジェクトは、その後の協定書に関する両国の考え方の相違から、今なお、開始に至っていない。また、韓国KORESとCOMIBOLとのCorocoro銅開発プロジェクトについても、今なお、国会承認が下りていない状況であることを明らかにした。

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