閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛 ベースメタル
2008年12月15日 ロンドン フレンチ香織

スウェーデン:Boliden、年間亜鉛6万tを減産

 Boliden(本社:Stockholm)は12月9日、亜鉛需要の減少を受け、フィンランドのKokkola亜鉛製錬所及び、ノルウェーのOdda亜鉛製錬所から合計6万t/年の亜鉛を減産すると発表した。同社は2007年、亜鉛46万tを生産しているが、本減産計画によって、両製錬所から約30千t毎の減産が見込まれ、約50人が一時解雇される。また、同社広報担当者は現在のところBolidenが有する鉱山での亜鉛鉱石生産量は減産予定は無く、また銅と鉛の生産も削減しないと述べている。
 業界誌によれば、現在、欧州の大手亜鉛生産企業の中で、減産を公式に発表していない企業はXstrataのみである。また、ILZSG(国際鉛亜鉛研究会)の12月広報によると、亜鉛価格の下落により、2008年10月の1か月で、2009年に計画されていた世界亜鉛生産は約30万t削減され、現在は全体で、約60万tの亜鉛生産が停止している。なお、12月15日のLME亜鉛スポット価格は1,063.5US$/t。2006年11月24日に記録された最高値(4,619.5US$/t)に比べると、77%下落している。

ページトップへ