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ニュース・フラッシュ

2008年12月16日 シドニー 原田富雄

豪・英:Rio Tintoが債務削減策を発表

 2008年12月10日、Rio Tintoは、2009年末までに100億US$(152億A$)相当の債務削減策を発表した。Rio Tintoは現在389億US$の負債を抱えるが、そのうち89億US$については2009年10月末までに債務借換えを行う必要がある(2008年6月30日~10月30日間に32億A$の債務削減済み)として、全従業員の14%に当る14,000人の人員削減(内、8,500人は請負)を始めとして、2009年中の投資額の50億US$削減、資産売却の加速等を対策として挙げている。これら対策は2009年Q1に行うとしており、採算の良くない北米のRio Tinto Alcanのアルミ事業も対象としている。Rio Tintoは、人員削減、事務所の統合、情報技術や調達の外部への発注(Offshoring)及び探鉱・評価支出の延期により2010年の1年間で25億A$の歳出削減を見込んでいる。また、幾つかの新規プロジェクトも市場が回復するまで中止するとしており、事実、WA州Pilbaraにおける鉄鉱石鉱山拡張計画は延期されている。
 投資家はこうしたRio Tintoの対策を評価しており、翌日の同社の株価は6.95%上昇し40A$を付けた。

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