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ニュース・フラッシュ

2008年12月16日 シドニー 原田富雄

豪:NSW州石炭積み出し港拡張工事は好機を逸したか

 30億A$に達するNSW州Sydney北部のNewcastle港拡張工事、12億A$に達する同南部のKembla港拡張工事が2009年から開始される計画となっている。Kembla港拡張は、Hunter Valleyの石炭生産者から要望されていた第4ターミナルの建設で、半額の6億A$をNSW州政府が、残りの半額を民間企業が負担することになっている。
 しかしながら、資源ブームの際にはネックとなっていた石炭積出しに係る基盤整備の問題は、中国、日本、韓国での石炭、鉄鉱石等の需要の減退から港での船舶の順番待ちはなくなり、こうした拡張工事は好機を逸している。
 一方、港を管理するKembla港湾会社の会長は、拡張工事は資源の長期的需要によるKembla港、シドニー港周辺での混雑緩和の観点から行われるものであると地元紙に語っている。

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