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ニュース・フラッシュ

2008年12月16日 シドニー 原田富雄、土屋春明

中国・豪:中金嶺南有色金属公司、Perilya社を買収

 中金嶺南有色金属公司(Shenzhen Zhongjin Lingnan Nonfemet Co. Ltd.、以下中金嶺公司)はPerilya社(本社:Perth)のシェア50.1%を取得することで合意し、このほど両社の間でShare Subscription Agreement(新株引受合意書)に署名した。これに伴いPerilya社は455百万A$の新株を発行、中金嶺公司はPareliaの197百万株(一株0.23A$)を取得することになり、これはPerilya社の株式の50.1%に相当する。
 両社が合意した株価は、この一か月平均株価に61%のプレミアムが乗った形となり、この一年間のPerilya社の平均株価に対して93%以上の価値を持つことになる。株式買付けは、香港に拠点を置く中金嶺南有色金属有限株式公司の子会社、SPV社が行っている。
 Perilya社の役員によれば、Perilya社が現行契約している鉛、亜鉛の売買契約が終了すれば、その後の契約を中金嶺公司との間で行うことが可能となり、現在の資源価格低迷期を切抜けることが出来ると述べた。今後Perilya社の役員の半数を、中金嶺公司の代表が占めることになる。なお、今後の権益譲渡に関しては、中国側は広東省国家発展改革委員会、豪州側はForeign Investment Review Board(FIRB:海外投資審査委員会)の承認が必要とされる。
 一方で、CBH Resources社は、2008年10月、Perilya社に対して株式交換方式による敵対的株式公開買付けを行うことを発表している。中金嶺公司は中国大手鉛・亜鉛生産企業で広東省に拠点を置く。Perilya社は、Broken Hill鉛・亜鉛・銀鉱山(NSW州)、高品位の酸化・珪化鉱を採掘しているBeltana亜鉛鉱山(SA州Flinders)及びMt. Oxide銅・コバルト鉱山(QLD州)を保有している。

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