閉じる

ニュース・フラッシュ

2009年1月13日 サンティアゴ 平井浩二

ブラジル:2009年中の鉱業法の改正は困難

 1月6日付けの地元業界紙によると、ブラジル政府が提案している鉱業法の改正について2009年中の実施が困難な状況になったと前鉱業次官であるLuciano Borges氏が明らかにした。同氏によると現在ブラジル政府が国会に提出している鉱業法改正法案について、世界的な経済危機の中で鉱山業界に新たな負担増を強いるため、法改正に反対する議員が多く、法案は否決される見込みとなっている。
 鉱業法の改正については、鉱業関連の増税と探鉱・開発コスト上昇を招くとして、鉱山会社、鉱業関連サービス会社等、多くの企業が反対していた。改正内容の内、鉱山業界に不利益を与える事項とは、[1]増税、[2]採掘許可期間の制限、[3]探鉱権・採掘権の先願関係の廃止、とされている。また、現行のブラジル鉱業法では探鉱権者のみが採掘権を取得できることとなっているが、改正案によれば、探鉱権と採掘権は別々に管理され、探鉱権を有していなくても採掘権が認められることとなる点が大きな変動事項の一つとして挙げられる。

ページトップへ