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ニュース・フラッシュ

2009年1月14日 リマ 西川信康

ペルー・エクアドル:中国企業が国境で広範に鉱区取得

 業界紙等によると、2008年末に、ペルー政府は、最高政令024-2008により、Xiamen Zijin社に対してエクアドルとの国境地帯50km内に位置する合計35鉱区(28,263ha)並びに同鉱区内における鉱業活動を認可したが、最近になって、これら35鉱区に隣接する鉱区が、中国国籍のYoc Men Tang Wu氏によって取得されているほか、更にその周辺鉱区が別の中国企業Junefield Group S.A.に買収されていることが明らかになった。
 Yoc Men Tang Wu氏やJunefield Group S.A.と、Xiamen Zijin社間の関係は判明していないが、これらの鉱区も含めた場合、総面積は、Xiamen Zijin社が取得した鉱区面積の倍以上になる模様。
 さらに、Zijin Mining Groupが最大株主となっているMonterrico Metals社は、国境の反対側に連続するエクアドル内の鉱区(Henry’s Hills銅鉱床)も取得しており、実質的に国境をまたがって鉱区を取得した形となっている。
 鉱山開発に反対しているFDSFN(北部国境地帯発展戦線)などの社会団体は本最高政令に対する異議申し立てを提出するとしたほか、Del Castillo前首相によって設置された鉱山企業側との対話協議会の再開を要請している。

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