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ニュース・フラッシュ

2009年1月20日 サンティアゴ 菱田 元

ブラジル:原子力エネルギー委員会が原子力産業公社のウラン濃縮実施を承認

 1月12日付地元新聞によると、INB(ブラジル原子力産業公団)は、同社によるRio de Janeiro州Resendeプラントでのウラン濃縮事業の開始がCNEN(ブラジル原子力エネルギー委員会)で正式に承認されたと発表した。INBが自身のプラントで初めてウラン濃縮を実施する暫定ライセンスがまもなく発行される。
 ブラジルで現在使用されている原子力燃料はUrencoコンソーシアムによりブラジル国外で濃縮され、Rio de Janeiroの南250kmのAngra dos Reis市に在る原子力発電所Angra ⅠとAngra Ⅱに供給されている。ライセンスは数か月内に発行予定で、これによりINBは生産拡張も可能となる。
 Resendeプラントはウラン濃縮のための遠心分離機を2基保有しているが、2012年までに更に8基の追加設置を計画している。計10基の遠心分離機による操業が軌道に乗れば、Angra Ⅰの需要の100%、Angra Ⅱの20%の濃縮ウランを供給することになる。
 国営企業INBはブラジルでのウランに係る事業についての独占権を有している。

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