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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル ニッケル
2009年1月27日 シドニー 原田富雄

ザンビア:Munaliニッケル鉱山の減産計画がAlbidon社の経営を左右

 ザンビアにあるMunaliニッケル鉱山を操業するAlbidon社(本社:豪Perth)は、ニッケル価格下落により崩壊の危機にあると地元誌が伝えている。
 2009年1月20日、今後は高品位鉱生産に集中するために鉱山全体での生産量を落とし、2009年末までには現状の生産コスト7US$/lbを4US$/lbまで引下げる計画を同社が発表した。ニッケル価格は、2007年5月には22US$/lbの最高値を付けたが、ステンレス需要の落込みから現在5.12US$/lbで取引きされている。
 世界的にはニッケル鉱山の閉山が続き、豪州を代表するニッケル鉱山会社Minara、Western Areas、Mincor Resources各社も2008年下期の経常利益が落込み、経営難の状況にある。今回のAlbidon社の発表について、同社に融資をしている欧州投資銀行、Barclays Capital、中国最大のニッケル生産者であるJinchuan Group(金川集団公司)は、融資条件に対する違反であるとして、計画に関して審査するとしている。
 Albidon社の株価は2008年内には一時5.10A$の高値を付けたが、発表を受け前日より2A¢安の一株16A¢となっている。

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