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ニュース・フラッシュ

2009年1月27日 シドニー 原田富雄

豪:経済アナリストはBHP Billitonの経常利益の予測値を引下げ

 USBのアナリストは、BHP Billitonの年間の経常利益の見込額を当初の133億US$から118.5億US$に引下げた。これは、世界の経済情勢や低迷する金属価格を見込んだもので、2009年1月15日発表されたRio TintoのQ4事業報告書の内容が当初予測よりも悪化していたことも加味して修正された。また、Credit Suisseのアナリストは、鉄鉱石及び原料炭の生産量落込みを考慮し、当初予測を10%引下げ127億US$としている。
 鉄鉱石価格は次回の交渉で、現在の取引価格よりも20~50%下落、また、BHP Billitonの収益の柱の1つである原料炭価格は300US$/tから120US$/tに下落すると予測されている。2008年12月の輸出量は、QLD州各港の平均で5~10%の減少と生産者にとって厳しい状況が続く見込み。
 一方、このような暗い見通しにもかかわらず、BHP Billitonは負債額が少ないこと、また、事業規模に比べ相対的に労働者数が少ないことから、他社に比べ優位性を持っているとアナリスト達は分析している。

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