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ニュース・フラッシュ

2009年2月4日 リマ 西川信康

ペルー:Southern Copper、2008年Q4は赤字に転落

 Southern Copperは、2008年Q4の業績が、銅及びモリブデン価格急落のため、125百万US$の赤字(前年同期は311百万US$の黒字)に転落したことを明らかにした。また、同期の売上高も前年同期比65.3%減の450百万US$と大きく落ち込んだ。
 2008年通年では、純利益は前年比36.5%減の14.1億US$、売上高は同20.3%減の48.5億US$と減収減益となった。
 一方、同社は、金属価格下落と世界経済低迷が継続する中、投資プロジェクトは大幅に削減或いは中止せざるを得ない状況になったとし、2009年向けの設備投資及び探鉱開発投資額を、当初予定の10.790億US$から4.153億US$へ引下げると発表した。また、当初開発を進める予定であったTia Maria銅プロジェクト(Arequipa県)を凍結する可能性があるとしたほか、Los Chancas銅・モリブデン・金プロジェクト(Apurimac県)に関しては凍結を維持、Toquepala銅山拡張(FS実施中)及びCuajone銅山拡張(環境影響評価実施中)については、予定どおり継続する考えを示した。
 これに対し、一方、Villasante労働雇用促進大臣は、Southern Copperによる投資計画の大幅な縮小に懸念を表明し、民間企業も政府と同様に経済危機の克服や雇用維持に一層努めて欲しいと発言した。

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