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ニュース・フラッシュ

2009年2月7日 バンクーバー 村上尚義

加:Vale IncoとNF州政府、Voisey’s Bay鉱山開発協定を修正

 Vale Incoは1月29日、Voisey’s Bay鉱山開発協定の修正について、NF州政府と合意に至ったと発表した。
 2002年9月にNF州政府とVale Incoが締結したVoisey’s Bay鉱山開発協定では、Labrador地方南部Long Harbourに予定しているニッケル湿式製錬所建設計画に関し、同社は2008年12月末までに最終実施計画をNF州政府に提出することになっていた。Vale Incoは、2008年12月に計画案を同州に提示したが、NF州政府は最終実施計画の提出期限を2009年1月22日まで延長し、両者で契約修正について協議を進めていたところ期限切れとなり、当初協定に基づきVale IncoはVoisey’s Bay鉱山の精鉱出荷を停止していた。
 修正された協定には、次が盛り込まれている。
(1)同地域内の雇用拡大
(2)2013年2月までにニッケル湿式製錬所建設を完了
(3)次の4年間に亘り年間平均55千tのニッケル精鉱を出荷
(4)2011年3月までにVoisey’s Bay鉱山の坑内採掘に関する第2ステージのFSの完了
 Vale Incoは、2009年3月31日までに、ニッケル湿式製錬所建設の最終実施計画をNF州政府に提示する必要がある。また、修正後の協定では、労働力や資材不足によるプロジェクトの遅延は認められず、Vale Incoが計画を予定どおり進めない場合、NF州政府は予定に到達するまでの間、同社のNF州からのニッケル及び銅精鉱の出荷を停止させることができるとしている。
 なお、このニッケル湿式製錬所建設に関連し、2013年2月までに約4,500人の雇用が期待されている。

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