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ニュース・フラッシュ

2009年3月10日 サンティアゴ 菱田 元

チリ:CODELCO熱電発電プロジェクトのEIAをCoremaが承認

 2月27日付の地元業界紙によると、チリ第Ⅴ州の環境委員会CoremaがCODELCOの子会社Energia Minera社が計画している予算規模約17億US$のCTEM熱電発電プロジェクトのEIAを承認した。
 このEIAは、チリ電力網マーケット・シェア10%以下の新しい会社や発電所に対してのみ門戸を開いたCODELCOの国際入札の一環であり、求められているのは2013年操業開始予定の500MW~1.05GW容量の発電プラント建設である。Energia Minera社が提出したEIAはCoremaに承認されたが、CODELCOは単位MW当りのコストが最も低い応札者を契約相手方とする予定である。CODELCOは2009年下期に長期的な電力供給契約が締結されることを期待している。
 CTEM発電所は第Ⅴ州のPuchuncaviまたはQuinteroのいずれかの村に建設予定で、放熱量110%のオフセットを必要とする。Energia Minera社が作成したEIAでは、Ventanas製錬所からの放熱を減少させるため10億US$の投資を提案している。この作業によりVentanas製錬所の硫黄放出量が年間1,750t減り、一方CTEM発電所は年間1,590tの硫黄を放出する。
 CODELCOの年間電力消費量は約500MWで、SIC(チリ電力網中部連結システム)の10%を消費する。CODELCOは、今後30年の間に電力需要が800MWに達すると見込んでいる。「この承認は、電力供給入札における大変重要な道標にもなり、将来を見据えることができる。」とCODELCOのプロジェクト担当CEO Juan Eduardo Herrera氏は声明で述べた。

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