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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2009年3月10日 サンティアゴ 菱田 元

チリ:CODELCO、Inca de Oro銅山開発プロジェクトの建設工事調査を開始

 3月4日付の地元業界紙によると、CODELCOは、チリ第Ⅲ州Inca de Oro銅山開発プロジェクトを入札で第三者へ譲渡する準備を進めているが、開発に必要となる建設工事の調査を近く開始すると述べた。
 CODELCO自らが建設工事調査を実施する意向であるのは、このプロジェクトをスピードアップするためであるとCODELCOは説明している。CODELCOはInca de Oroプロジェクトの権益66%を入札に出す計画であるが、これは鉱山操業を近くのSalvador事業所が実施することにより、同事業所の寿命を延長させるという全体計画の中の一環である。Salvador事業所は現在操業中であるが、2011年末に閉鎖予定である。
 Inca de Oroポーフィリー銅鉱床は粗鉱量3.45億t、品位Cu 0.47%で、銅は酸化物、硫化物の両方に含まれ、金、銀、モリブデンを随伴する。CODELCO事業所の中では最少規模のSalvador事業所では、ここ数年銅生産量が減少してきており2007年の64,000tに対し2008年は43,000tであった。Salvador鉱山は1959年より生産開始し、銅カソードと銅精鉱を生産している。
 CODELCOの2008年の銅生産量は147万tで、税引前利益は2007年の84.5億US$に対し49.7億US$であった。利益の減少は、銅品位低下、スト等による操業停止、高コスト、2008年Q4の銅価低迷に起因している。

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