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ニュース・フラッシュ

2009年3月10日 北京 土屋春明

モンゴル:Ivenhoe Mines社、3月に投資協定の締結見込む

 Toronto市で開催されたカナダ探鉱開発協会総会(PDAC 2009)でIvenhoe Mines社の副社長のJohn Mackenは、当社の戦略パートナーであるRio Tintoが資金不足からコストカット対策をとっているものの、「モンゴル国で実施されるOyu Tolgoiプロジェクトへの投資には悪影響がでない。」「本プロジェクトへの投資問題を解決することは簡単ではないが、長期的視点から取組みたい」と述べた。
 John Macken副社長は、Oyu Tolgoiプロジェクトの投資協定案をモンゴル政府と近々締結できると期待感をこめて述べた。具体的には、「以前はモンゴル政府がOyu Tolgoi鉱床の株式の主要部分を所有したい希望であったが、現在では34%になっている。」と言及した。
 2006年にIvenhoe Mines社はモンゴル政府と投資協定案で合意したが、2007~2008年、銅、金価格が高騰した為、契約条件を更新することになった。この後、銅、金価額が急下落したので、再び状況が変わり、このほど新しい投資協定案がまとまり、3月中にも締結できる可能性がでてきた。
 John Mackenは、「鉱山企業にとって困難な時代になってきた。また、各国にとっても困難な状況が発生しているので、プロジェクトへの投資協定案についてお互いに譲歩し早期合意することがベターである」と述べた。Oyu Tolgoiプロジェクトの開発には30億US$が必要になるのでIvenhoe Mines社は戦略パートナーから支援及び援助を受けることになる。現在、Rio TintoはOyu Tolgoiプロジェクト開発の権益の10%を所有しているが、将来的に40数%を所有するOptionがある。
 Rio Tintoは400億$の借入金の削減を行うことを2008年12月に発表した。従って、Rio TintoによるIvenho Mines社の支援は時期的には良くないが、中国企業がRio Tintoに195億$の資金支援を行なうことになっているので、Oyu tolgoiプロジェクトへの支援を十分可能と見られる。

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