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ニュース・フラッシュ

2009年3月18日 リマ 西川信康

エクアドル:鉱業活動停止を解除

 エクアドル鉱山・石油省は、KinrossとEcuaCorrienteに対し鉱業活動停止通達を解除したと発表、EcuaCorrienteも解除通知書を受領したことを認めた。これを受け、両社は近々、鉱業活動を再開するとしているが、現下の経済危機の中、本格的な始動に向かうかどうかは不透明な状況である。
 同国では、2008年4月にMandato Minero(鉱業指令)により、新鉱業法の公布まで、全ての探鉱開発活動を凍結する措置が講じられるなど、鉱業活動が制限されてきたが、2009年PDACにおいて、José Serrano鉱業次官は、近日中にプロジェクト再開を認める通達を出すと明言していた。
 Kinrossが保有しているFruta de Norte金・銀鉱床は、予想鉱物資源量(Inferred)58.9百万t、品位Au 7.23g/t、Ag 11.8g/tで、カットオフ品位Au 2.3g/tで、金量13.7百万oz(426t)、銀量22.4百万oz(697t)が計上されており、世界で第5番目の鉱床規模と発表している。
 一方、EcuaCorrienteが保有しているMirador銅開発プロジェクトは、同国初の本格鉱山と期待され、初期投資額399百万$、粗鉱処理量30,000t/日(品位Cu 0.62%、Au 0.20g/t、Ag 1.63g/t)で、マインライフは20年とされる。年産量(最初10年間、金属量ベース)は銅62千t、金34千oz(1.1t)、銀394千oz(12.3t)になる見込み。

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