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ニュース・フラッシュ

2009年4月2日 バンクーバー 大野隆幸

DRCコンゴ:Ivanhoe Mines社会長、DRCコンゴのKamoaプロジェクトの優位性を強調

 2009年4月2日の地元紙によると、Ivanhoe Mines社(以下、Ivanhoe社)の会長Robert M. Friedland氏(以下、同氏)は、「混乱するDRCコンゴに対する銅鉱山開発投資の問題は近い将来落ち着くと確信している」とし、同社所有資産の優位性を強調した。同氏が経営するIvanhoe Nickel and Platinum Ltd.(以下、Ivanplats社)は、DRCコンゴ・カタンガ州のKamoaプロジェクトについて、“歴史的にも最大級の銅鉱床の発見”との発表を行ったが、記者発表では具体的な内容には触れず、探鉱ボーリング結果や銅品位についての説明もなく同氏の1996年の43億C$に上るVoisey’s Bayニッケル鉱床のInco社への売却や、モンゴルOyu Tolgoiの銅・金鉱床と同様、新たな“世界規模”の鉱床を発見したことを示唆した。
 また、同氏は、2009年4月1日、チリで開催された第8回CRU国際銅カンファレンスにおいて、「今回の非常に大規模なKamoa鉱床の発見及びモンゴルOyu Tolgoi鉱床の発見は、世界的規模の銅山開発となる。」と述べた。
 これら同氏発言の背景には、世界の銅埋蔵量の10%以上を占めるとされる資源ポテンシャルを有する、DRCコンゴ政府の方針転換によるところが大きい。銅価格の高騰期において同政府は鉱床契約の見直しを始めたことから、近年、同国は鉱山会社にとって悩ましい場所となっていた。ところが、最近の情報では、その見直しはほとんど既存の契約内容のままで決着しそうと観測されていることも関連した発言とみられる。

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