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ニュース・フラッシュ

2009年4月2日 シドニー 増田一夫

豪・中:OZ Minerals、中国五鉱集団公司からの新提案で合意

 2009年4月1日、OZ Mineralsは、Minmetalsに対しSepon銅・金鉱山(ラオス)、Golden Grove金・銅・亜鉛鉱山(WA州)、Century亜鉛鉱山(QLD州)、Rosebery亜鉛鉱山(TAS州)、Aveburyニッケル鉱山(TAS州)の5鉱山と主要開発及び探鉱プロジェクトを12.06億US$(17.5億A$)でMinmetalsに対し売却することで基本合意したことを発表した。Minmetalsの新提案は、OZ Mineralsの株式取得による企業買収から、Prominent Hill鉱山を除く主要鉱山の資産買収へと修正した提案となった。これは2009年3月27日、Swan連邦財務相による中国五鉱集団公司(Minmetals)のOZ Minerals(本社:Melbourne)買収案に関する声明(Prominent Hill鉱山がSA州のウーメラ軍事試験設備内に位置しており、国家安全上の観点から、買収案にProminent Hill鉱山が含まれる限りは買収を認めない)を受けたもの。
 一方でOZ Mineralsは、Prominent Hill銅・金鉱山(SA州)、Martabe金鉱山(インドネシア)、カンボジアおよびタイの探鉱プロジェクトを保持するとともに、Toro Energy社(本社:Adelaide)をはじめとする探鉱会社の株式保有を継続し、今後もASX上場企業として存続することとなる。仮に売却が成立した場合にはOZ Mineralsが現在抱える債務(1.05億US$分の転換社債を除く)を全額返済したとしても6億A$の売却益が手元に残る計算となる。
 今後は、2009年4月13日までの契約書締結に向け協議を継続するほか、審査期間が最大2009年6月11日まで延長となったFIRB (外国投資調査委員会:Foreign Investment Review Board)の承認、ACCC(豪州競争消費者委員会: The Australian Competition Consumer Commission)からの承認、OZ Minerals株主の承認等を経て2009年6月の売却完了を目指す。
 また、OZ Minerals は、2009年3月31日が返済期限であった約13億A$といわれる債務については、返済完了までに幾つかの要件を満たすという条件付きで2009年4月30日までの返済期間延長を取り付けている。

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