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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2009年4月15日 調査部 渡邉美和

中国:美林資源、キルギスの鉄鉱山開発

 報道によると、美林資源集団有限公司(本社:中国北京市)は新彊自治区政府の商務代表団とともにキルギスを訪問し、4月10日、同国当局とキルギス国内の鉄鉱山資源の探鉱開発を正式に開始するための投資協議メモランダムに調印した。対象はキルギス東南部の杰提姆(簡体字音訳表記で「jietimu」)鉄鉱山の鉱区で、Naryn市の東約50kmのNaryn川の北岸地区、予測資源量は54億t、平均品位Fe 43.4%(中国内鉄鉱山の平均品位30%)。キルギス政府も投資を歓迎している。
 美林資源は、美林控股集団有限公司のグループ傘下企業。美林控股集団のホームページによると、同社は1998年3月に設立された民間企業で、その後製薬業への資本参加や映画製作会社への投資など事業を拡張。2003年に美林資源を設立し鉱業に進出。投資や新彊での探査など事業を拡大し、国策である西部大開発や海外展開に沿って、中央アジア隣国の鉱産資源開発を戦略として推進している。
 杰提姆鉱区は、旧ソ連時代に探査が行われていたが、他の報道によれば、新彊有色地勘局が初期探査権を得て、2004~06年に積極的に調査を行った。この結果、世界でも大規模な鉄鉱山として、中国内を中心に開発投資者を捜していた。

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