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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2009年4月20日 メキシコ 小島和浩

メキシコ:労働社会福祉省がCananea銅山従業員の解雇を認める裁定

 労働社会福祉省(STPS:Secretaría de Trabajo y Previsión Social)は、同省の連邦調停仲裁委員会(JFCA:Junta Federal de Conciliación y Arbitraje)が4月14日付けでMexicana de Cananea社(Grupo México子会社:Cananea銅山操業会社)の労働協約及び個人雇用契約の終了を承認する裁定を下したと発表した。同発表の概要は以下のとおり。
 Cananea社は、2009年3月20日に労働協約及び個人雇用契約の終了通知をJFCAに提出した。本通知の提出を受け、4月14日に公聴会が開催された。同公聴会で会社側はCananea銅山の主要設備が甚大な被害を受けているため、同鉱山の操業停止は不可抗力的であると主張し、証拠として経済省鉱山総局(Dirección General de Minas)が発行した操業不能証明を提出した。JFCAはCananea社の主張を認め、労働法第434条の規定(不可抗力による操業停止)により雇用関係の解消を承認した。
 また、本裁定は労働法第436条に規定された退職金(給与3か月分)及び勤続年数加算金(勤続年数1年につき給与12日分)の受け取りを労働者に保証するものである。
 本裁定により、Grupo Méxicoは2007年7月からストが続いているCananea銅山の労組員を解雇する法的根拠を得たことになる。

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