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ニュース・フラッシュ

2009年4月20日 ジャカルタ 小岩孝二

インドネシア:政府はBatu Hijiau鉱山株式購入を検討

 インドネシア政府は、Batu Hijiau銅・金山を所有するPT Newmont Nusa Tenggara社(以下PTNNT)株式の購入を前向きに検討している。地元紙によると、Sofyan A. Djalil国営企業担当大臣は、国営鉱山企業である(PT Antam(ニッケル等)、PT Timah(錫)、PT Batubara Bukit Asam(石炭)による購入について非公式に財務大臣と協議を行っている。これら国営鉱山企業に対しては、国営企業株式の買取機能を有する政府投資センター(PIP:Pusat Investasi Pemerintah ※数百億US$規模の資金を有するとされる)を通じた国営企業への資金供与も検討されている。ただし、国及び国営企業は担保となっている株式の購入を財政法により禁じられているため、PTNNTに対し仲裁裁定どおり株式を借入金の担保から外すよう求めている。PTNNTの株式移譲については、2009年3月31日に国際商事仲裁裁定が出され、180日以内に担保から外した上でインドネシア政府側に移譲しなければならない旨の裁定が出されている。借入金は、鉱山開発資金の一部として米国輸出入銀行(USEIB)、国際協力銀行(JBIC)及びドイツ復興金融公庫(KfW)から約10億US$の融資を受け、エネルギー鉱物資源省からも承認を得たものである。

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