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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2009年4月27日 リマ 山内英生

ボリビア:El Mutun鉄鉱山が鉄鉱石生産を開始

 Jindal Steel and Power社(本社:印New Delhi)は、ボリビアのEl Mutun鉄鉱山における鉄鉱石生産を5月中に開始する旨明らかにした。El Mutunは約400億tの鉄鉱石と約100億tのマンガンを埋蔵するといわれ、Jindal社は同鉱床開発プロジェクトに合計21億US$を投資する計画である。
 Jindal社は、2年前の2007年7月にボリビア政府からEl Mutunの50%の開発権を落札したものの、様々な障害のためにプロジェクトの進展が遅れていた。特に地主が用地売却を頑なに拒否していたことが問題となっていたが、ボリビア政府は2009年3月に問題の土地を国有化すると宣言し、Jindal社に対してEl Mutun鉱床を正式に付与することを表明した。
 Jindal社副社長は、これを受けて今後5年間、同社は年間3億US$ベースでの投資を実施する旨明らかにした。また、世界的な経済危機はEl Mutunプロジェクトには影響しないとし、本格生産が開始する2012年には鉄鉱石価格は好転しているだろうとしたほか、その時期までJindal社は未加工の鉄鉱石のみ輸出する考えを示した。
 さらにJindal社は、GTI(米国ガス技術研究所)と共同で天然ガス探査・開発への投資を開始したほか、その他にもボリビアにおける様々な投資計画があることを明らかにした。

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