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ニュース・フラッシュ

2009年4月28日 サンティアゴ 大野克久

チリ:Escondidaの2009年Q1生産実績

 4月23日付け複数の地元紙の報道によると、BHP BillitonはEscondidaの2009年度Q1における銅生産量を対前年同期比15%減の282,800tと発表した。
 この減産は、粗鉱銅品位の大幅低下(Cu 1.64% → 1.09%)とLogna Seca選鉱場のSAGミル1基の故障による選鉱能力の低下が原因である。また、同社の説明によると、ミルの修理のため選鉱プラントを1系列操業停止しなければならないが、2009年Q3には操業を再開できる見通しであるという。(※同山は、Los Colorados(140千t/日)とLogna Seca(210千t/日)の2基の選鉱場(計 350千t/日)を有する)
 Escondidaは2008年10月にミルが不調のため産銅量が10%低下する見込みであると発表し、またこれに先立ち、銅品位低下により2009年の産銅量は15%減少する見込みと発表していた。しかし、当時世界金融危機の影響で既に銅価が下がり始めていた時期であったが、これら発表が銅価に対する影響は見えなかった。
 Escondidaは、世界最大の銅鉱山で、その2008年の銅生産量(1.25百万t)は世界の銅生産量 15.30百万tの8.17%、チリの銅生産量 5.30百万tの23.58%を占める。

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