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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2009年4月28日 シドニー 原田富雄

ギニア・豪・中国:Chinalcoは豪州との関係に配慮し、ギニアのSimandou鉄鉱石開発を見送る

 2008年、Chinalco(中国アルミ業公司)は、他の中国国営企業とともに、ギニアのLansana Conte前大統領から、Rio Tintoが所有していたSimandou鉄鉱石鉱区の所有を要請されていたが、仮に要請を受けてしまえば豪州との関係、特にRio Tintoとの間で問題になるとして断ったと地元経済紙に語った。
 同鉄鉱石プロジェクトは、70百万t/年、最終的には170百万t/年の鉄鉱石生産計画で、Rio Tintoがこれまで400百万US$を投じて開発を行い、更に100億US$まで投資する計画であったが、ギニア政府は、鉄道、道路、港湾及び水力発電所建設といった開発に巨額資金を同国に投資してくれる中国のような同盟国に対して、協力への見返りとして資源開発の権益を与えるために、Rio Tinto保有権益を取消している。
 しかしながら、アナリストの中に、中国企業の決定は豪州との関係を考えて行ったものでなく、世界の経済情勢の影響により、単にアフリカへの投資を遅らす決定をしたに過ぎないとの見方もある。

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