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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2009年5月12日 サンティアゴ 菱田 元  2009. 5. 11 バンクーバー 大野隆幸

チリ・アルゼンチン:Pascua Lama金銀プロジェクトは2国間政府で税の問題が解決

4月29日付け地元紙等によると、Barrick Gold(本社:加Tronto)は、チリ・アルゼンチン国境にまたがって鉱区が設定されているPascua Lamaプロジェクトの税制問題について、チリ国税局Ricardo Escobar局長及びアルゼンチンJuan Carlos Pezoa大蔵大臣との間で合意に至り、投資額約3,000百万US$のプロジェクトの開始が承認されたと報じた。チリ・アルゼンチン鉱業統合協定の2国間委員会委員長を務めるチリVeronica Baraona鉱業次官は、Barrick Goldは直ちに建設を開始できる状態にあると説明した。2009年1月のプロジェクト運営委員会の最終会合で、チリ・アルゼンチン両国の税当局にこの問題の解決が委ねられていた。 nBarrick Goldは同日、「Pascua Lamaでは残されていた許認可取得に当たり重要な進展が見られ、Pascua Lamaがチリ・アルゼンチン国境を跨ることによる税制問題が解決した」との声明を出した。両政府が税制問題で意見の食い違いの発生以来、同プロジェクトは1年以上建設が中断していた。4月20日の週、Barrick GoldのAaron Regent CEOはチリMichelle Bachelet大統領と、本件を主題にとして会談した。
また、5月4日付け地元紙によると、アルゼンチンCristina Fernandez大統領は「チリとの国境に在Pascua Lama金・銀プロジェクトにとっての障害は全て取り除かれ、プロジェクト建設開始の決定はBarrick Goldに委ねられた」と述べた。 Pascua Lamaは操業開始から5年間の年産金量750~775千 oz(23.3~24.1t)、銀35百万oz(109t)の予定で、キャッシュコスト40~50 US$/oz、設備投資額2,450百万US$と見込まれている。マインライフ25年で、Pascua Lamaの産金量は、2015年までにBarrickの年産金量の10%に達する予定である。

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