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ニュース・フラッシュ

2009年5月19日 シドニー 原田富雄

豪:連邦政府はフロースルー株式制度導入を見送る

Rudd(ラッド)政権の公約であった豪州のフロースルー株式制度(FTS:Flow Through share Scheme)導入について、未だに豪州連邦政府がFTS制度を導入していないことから、豪州鉱業協会(MCA:Minerals Council of Australia)は、FTS制度導入を強く求めていたが、2009年5月12日に連邦議会に提出された2009/10年度予算案にはFTS導入が盛り込まれず、MCAは失望している。これに関し、SA州にて探鉱を手掛けるジュニア企業Monax Mining社会長は、世界金融恐慌の中でFTS制度は中小鉱山を救うことができるとして、速やかな制度の導入が必要と訴えている。 nFTSの導入により4,196名の雇用、111.4百万A$のGDPへの貢献、及び2009/10~2012/13年度において965.1百万A$の追加的投資をもたらすとの試算がある。 連邦政府によれば、現在、財務省を中心に、FTSや鉱業ロイヤルティを含めた豪州全体の税制制度の見直しについて検討を行っており、2009年12月にはSwan財務大臣から検討結果が発表される予定となっている。

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