閉じる

ニュース・フラッシュ

2009年5月25日 バンクーバー 大野隆幸

加:TeckはElk Valley石炭鉱山の権益売却の方針

 2009年5月20日の地元紙等によると、Teck Resources社(以下、Teck社)の負債軽減のため、Elk Valley原料炭鉱山の権益20%の売却について、Teckの方針と市場関係者の見方を紹介している。
 Teck社のDon Lindsay最高経営責任者は、社内会議の場でElk Valleyの権益売却価格を30~50億C$と示した。
 これに対し、カナダの大手銀行系BMO Capital Market(以下、BMO)は、原料炭の設定価格を125~145US$/tで試算した結果、当該権益価値は15~22億US$と算出した。この試算からBMOは、Teckが提示した30~50億C$(約25~43億US$)の価格帯に達するには、原料炭の長期価格165~215US$/tが必要と指摘した。これは、2008年300US$/tには及ばないものの、現在の相場125US$/tと比較すると、かなりの高値である。
 BMOは、Elk Valley権益の買手として、アジアの買鉱者、金融機関、大規模鉱山会社を予想しており、その中でも大規模鉱山会社については、ブラジルのValeが最も有望な候補者と推測している。

ページトップへ