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ニュース・フラッシュ

2009年5月26日 サンティアゴ 大野克久

チリ:2009年硫酸不足は過去最大

 5月15日付けCOCHILCO報告書によると、2009年の硫酸不足は2,374千t(2008年比59千t増)で過去最大になる見込み。
 これは、SxEw銅山での銅生産増加及び2008年に開始されたGabriela Mistral(旧Gaby)鉱山の操業が本格化(生産能力150千t/年)する一方、チリ国内製錬所での硫酸生産量が頭打ち状態で増加していないことも原因となっている。
 また本報告書では、2015年までの硫酸需給予測もされており、今後のプロジェクト操業開始等を勘案すると、2011年に硫酸消費量は8,155千tまで拡大する可能性があるが、NorAcidの生産能力拡大等を勘案すると2015年には909千tまで縮小すると予測している。

表1 チリにおける硫酸消費実績(1999~2008) 単位:千t
  1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008
 生産 3,296 3,352 3,659 3,838 4,480 4,615 5,009 5,027 4,806 4,818
 輸入 381 529 559 523 488 340 552 607 1,285 2,399
 輸出 133 83 2 74 162 150 481 131 124 4
 見掛消費 3,544 3,798 4,216 4,287 4,806 4,805 5,080 5,503 5,967 7,133

表2 チリにおける硫酸生産-消費見込み(2009~2015) 単位:千t
  2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015
 生産(B)     (1) 5,055 5,385 5,742 6,152 6,221 6,255 6,463
 生産(P)     (2) 0 0 70 200 200 200 700
 生産(B+P)    (3) 5,055 5,385 5,812 6,352 6,421 6,455 7,163
 消費(B)     (4) 7,428 7,625 7,440 7,252 7,083 6,520 6,202
 消費(P)     (5) 0 0 715 865 955 1,165 1,170
 消費(B+P)    (6) 7,428 7,625 8,155 8,117 8,038 7,685 7,372
 需給バランス
 (1 – 4) -2,374 -2,241 -1,698 -1,096 -862 -265 261
 (3 – 4) -2,374 -2,241 -1,628 -896 -662 -65 961
 (1 – 6) -2,374 -2,241 -2,413 -1,961 -1,817 -1,430 -909
 (3 – 6) -2,374 -2,241 -2,343 -1,761 -1,617 -1,230 -209
※B:ベースケース、P:ポテンシャル、2009年、2010年及び2012年は数値計算が合わない。
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