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ニュース・フラッシュ

2009年5月26日 北京 土屋春明

中国:工業情報化部、希土鉱産品指令計画を企業に通達

 安泰科によれば、企業による無秩序な生産を抑制し、レアアース資源を保護する目的で、工業情報化部は、2009年の希土鉱産品と製錬分離製品の生産指令計画を通達した。2008年に比べ、それぞれ8.1%、6.9%引き下げている。
 本生産指令計画指標は、既に内モンゴル自治区、江西、四川、江蘇など11省区の工業主管部門に通達し、且つ直接に企業宛にも通知されている。そのうち、希土鉱産品の指令生産計画は11.95万tで、前年より8.1%引下げ、希土分離製品の計画は11.07万t、前年より6.9%引下げられている。
 現在、中国の希土産業主管部門は毎年生産計画を定め、希土鉱産品と希土の分離製品に対し総量規制を実施している。2008年の中国希土鉱産品の生産計画は13万t、製錬分離製品の生産計画は11.89万t(共にREO換算)であったが、国際金融危機の影響を受け、2008年の中国のレアアース生産量は減少したが、製錬分離能力が過剰となっている分離製品の生産量は生産計画を超え、14.4万tに達した。
 乱採掘、また、無秩序な競争を防ぐため、中国国土資源部は、2009年中国タングステン・アンチモン・レアアース鉱床採掘総量規制を発表し、同時にタングステン・アンチモン・レアアースの新たな鉱業権申請の受理を2010年6月30日まで一時的に停止した。なお、レアアース鉱石の採掘総量規制は82,320t(REO換算)で、対前年比6.0%減少。内訳は、軽希土72,300t、中・重希土10,020tである。

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