閉じる

ニュース・フラッシュ

2009年6月2日 サンティアゴ 菱田 元

ブラジル:Vale、2009年設備投資予算減少するも生産量減少につながらず

 5月22日付け地元紙等によると、ブラジル鉱山会社Valeの2009年設備投資額が142億US$から90.3億US$に減少したことは必ずしも生産量の見直しを意味しない、と証券会社Prosper社(本社:Rio de Janeiro)はコメントした。Valeは予算を減らしたが、重要なことは手持ちプロジェクトの中で最も利益の上がるものを維持していることであると同社は述べた。
 例えば、ValeはCarajas地域での操業に係る予算を798百万US$から455百万US$に減額したが、鉄鉱石生産量の年間130百万tから160百万tへの増産を目指しておりCarajas地域の重要性を増すことが同社の戦略の一つである。Para州Serra Sul鉄鉱石プロジェクト(2013年下期に生産開始し、フル操業で年間90百万tの生産見込み)について、Valeは2009年設備投資額を675百万US$から233百万US$に縮減した。
  事業投資額は69.6億US$が割り当てられ、そのうち59.3億US$がプロジェクトに10.3億US$が技術開発に支出される。既存操業の維持管理費として20.7億US$が割り当てられる。Valeは電力に630百万US$、ロジスティクスに18.5億US$、石炭操業に578百万US$を投資している。

ページトップへ