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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル リチウム
2009年6月2日 調査部 渡邉美和

中国:中国のリチウム資源量は300年分

 6月1日、中国有色金属網発表によれば、中国工程院の楊裕生氏は、「中国内のリチウムは新エネルギー方式の自動車用として300年分の資源量がある」と講演したと報じた。
 同氏は、5月22日に開催された第4回華南リチウム高度技術研究会で講演し、「中国国内の探査済みリチウム資源量は383万tであり、主に四川、江西、新彊、河南、青海、チベット各省(自治区)に分布し、とりわけ青海省に豊富である。また、ハイブリッド・あるいは電気自動車生産に毎年6万tの炭酸リチウムを消費しても300年以上にわたって供給可能な数量である」と述べた。
 また、燃料電池自動車の第一人者である科技部(科学技術省)の万鋼部長が提示した発展目標によれば、2012年には新車生産の10%が省エネ型あるいは新エネ型自動車となり、生産量が1,000万台とすれば、新エネ型自動車の生産台数は100万台となる。1台当りの炭酸リチウム需要は50kg前後であり、リチウム電池が大規模に自動車に採用されたと考えると、炭酸リチウム市場は膨大なものとなり、2012年には毎年5万tの需要が発生する。
 更に、国際的にリチウム生産はチリ・米国・ドイツ系の主要3社が80%を占めていることを紹介し、併せて中国国内の主要な炭酸リチウム生産企業として西藏鉱業、中信国安、西部鉱業集団そして青海塩湖集団の四公司を挙げている。

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