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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2009年6月16日 サンティアゴ 大野克久

チリ:Bio Sigma、低品位銅鉱石のリーチングに適したバクテリアの特許を取得

 6月12日付けCODELCO発表によると、微生物を利用した鉱業技術開発を目的にCODELCOと日鉱金属(株)が設立したBio Sigmaにより特許申請されていたWenelénと呼ばれるバクテリアについて、チリINAPI(Inst&#xEDtuto Nacíonal de Propiedad Intelectual)は承認した。これは、低品位銅鉱石からのバクテリアリーチングに関するチリ初の知的所有権となる。
 CODELCOのArellano総裁は、「この特許が得られたことは、バイオ・テクノロジーの開発及び銅鉱石のバクテリア・リーチング、経済的に開発可能となる埋蔵量が増加するという点において極めて重要な意味を有する」とコメントした。また、CODELCOのPedro Morales技術開発部長は、Wenelénバクテリアの価値は、黄銅鉱のバイオリーチングの鍵となる特性を有している点にあるとしている。
 黄銅鉱は銅資源として最も多く存在する銅鉱物で、今後5年間に低品位硫化鉱の25%を占め、10年の内にその割合が55%まで上昇し、その後いずれ全体の80%以上に達すると見込まれている。
 チリ以外の国では、日本、南ア及びザンビアで特許が承認済みで、米国では特許申請が受理され、幾つかの書面審査後に承認される見込みあり、そのほか豪州等5か国では特許申請が留保されている状況。また現在までに、Bio Sigmaは16件の関連特許申請をしている。

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