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ニュース・フラッシュ

2009年6月16日 ロンドン 及川 洋

カザフスタン:Kazatomprom社長更迭後の動き

 5月下旬、Kazatompromジャキシェフ前社長が、ウラン権益の外国企業への譲渡手続における不正疑惑で逮捕され、新たにシュコルニク前産業大臣が社長に指名された。また、外国企業とのウラン開発合弁事業について、過去に不正等がなかったかについて調査が行われる旨発表された。
 カザフスタンにおけるKazatompromとの合弁事業の見直しの動きに対して、6月初め、WNA(World Nuclear Association:本部London)と米国NEI(Nuclear Energy Institute:本部米Washinton DC)は、それぞれナザルバエフ大統領に対して、本問題の適切な解決、既存の契約の尊重、世界の原子力産業とカザフスタンとの良好な関係維持を求めることを内容とする書簡を送ったと報じられている。
 新経営体制となったKazatompromと海外のJVパートナー間では、多くの会談が持たれており、直近の報道では、これらの会談を受けKazatompromは、既に計画・実行している生産計画は、予定どおり遂行し、また、契約済みのウラン輸出も計画どおりに行う予定である旨を発表している。
 他方、ジャキシャフ前社長逮捕の理由ともされているウラン開発権益の問題に関しては、過去2週間、日・米・露・中・仏等のJV参加企業間で交渉を行っていると発表するに留まっている。

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