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ニュース・フラッシュ

2009年6月17日 ロンドン フレンチ香織

英:Anglo American、Xstrataの対等合併案を拒否

 Anglo American(本社:London、以下、AA)は2009年6月21日、Xstrata(本社:スイス)から対等合併案を受けたと発表した。本案件は、6月5日にBHPとRio Tintoの豪州における鉄鉱石事業の統合が発表された直後に公開され、また、両社の時価総額(Xstrataが200億£、AAが214億£)を合わせた総額414億£の巨大企業が誕生する可能性があることで注目されたが、6月22日の同日夜には、[1]戦略アセットの違い(AAはプラチナ、鉄鉱石、ダイアモンド市場、Xstrataはニッケル、亜鉛など)、[2]操業鉱山の鉱石品位及び鉱山寿命から、戦略利益の相違により本案件を拒否した。
 アナリストの分析によれば、この合併が実現していれば、AAは年間700~875百万のコスト削減が期待できると予想され、市場競争力の更なる強化や、2008年の株式配当の見送りによるプレッシャからの開放、財政赤字の軽減も期待されていた。

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