閉じる

ニュース・フラッシュ

2009年6月30日 ロンドン フレンチ香織

英:ICMMの会員企業等、UNCACに向けて汚職防止のメカニズムを提案

 Anglo American、Newmount等のメジャー鉱山企業で運営されているICMM(国際金属・鉱業評議会)の会員企業のCEO等は6月9日、世界諸国の政府等に対してUNCAC(United Nations Convention against Corruption:国連腐敗防止条約)への協力を呼び掛け、国連の潘基文事務総長に対して、汚職防止の相互審査メカニズム(review mechanism)に係る提案書を提示した。なお、UNCACは2003年12月に採択され、現在までに140か国が署名、136か国が批准している。

 ICMM会員企業は本条約を「汚職を阻止するための本質的な手段」と賞賛し、2009年11月にドーハーで開催される次の締約国会議では、相互審査メカニズムの施行を採択する必要があると主張した。なお、CEO等は本メカニズムの形成に対して、三点([1]十分で持続的な長期的財政的支援、[2]視察団による対象国の訪問、[3]パブリックレポートや民間部門及びステークホルダーへの報告を含む、UNCACの決定プロセスの透明化)を提案した。

 潘基文事務総長は、本イニシアティブに謝意を表し、「効率的なレビュー・メカニズムに対する商業部門からの要望、そして本条約を承認及び施行する国家が増えることは、汚職と戦うために相互誓約を遂行している証拠である」と好意的な姿勢を示した。

ページトップへ