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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2009年7月6日 サンティアゴ 菱田 元

アルゼンチン:Yamana Gold社がGualcamayo金山の商業生産をまもなく開始

 7月3日付けの地元業界紙等によると、Yamana Gold社のアルゼンチン担当マネジャーは、アルゼンチンSan Juan州のGualcamayo金山の操業準備が進行中で、まもなく商業生産を開始すると述べた。
 鉱山施設の建設は2009年開始時に実質的には完了し、露天採掘とヒープリーチングによる最初の金地金が1月初旬に生産された。鉱石運搬経路と一次破砕機使用の認可が4月に降りた。QDD鉱床が当面の採掘主対象であるが、Amelia InesとMagdalena衛星鉱床も2009年末に生産開始が期待されている。第3番目の衛星鉱床QDD Lower West鉱床(坑内採掘を予定)の探鉱も継続しており、2009年末に資源量が更新されるものと期待されている。
 Yamana社はGualcamayo鉱山及び地元のJachalとHuaco両地域への電力供給のため、132 kVの送電線(53 km)と変電所を建設した。これはSan Juan州の132 kV送電網の56%以上の拡張に相談するとのこと。同社はまた、Huaco地域飲料水供給網を拡張し、教育関連にも投資している。同鉱山は580名の労働者を上記地域より雇う。
 Gualcamayo金山プロジェクトはFSで経済性が明らかになった後、2007年8月に環境当局から許可が下り、その後の建設には約2年間を要した。金生産量は2009年が195千~210千 oz(約6.1~6.5t)、2010年がおよそ220千~235千oz(約6.8~7.3t)となる見込みである。
 6月にYamana Gold社は、ホンジュラスのSan Andres鉱山、ブラジルのSao Francisco鉱山とSao Vicente鉱山の計3鉱山をカナダ・ジュニア探鉱会社Aura Minerals社に売却することで合意した。また、5月に同社CEOは、2008年秋の世界金融危機により相手方が取得に難色を示したものの、依然アルゼンチンCatamarca州Agua Rica銅・金・モリブデン鉱山開発プロジェクトの一部権益を売却する意向であると述べている。

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