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ニュース・フラッシュ

2009年7月6日 バンクーバー 大野隆幸

ホンジュラス・加:軍事クーデターで揺れるホンジュラスにおけるカナダ鉱山各社への影響は限定的

 地元紙等によると、軍事クーデターによりManuel Zelaya大統領が追放され、政権が交代したホンジュラスでのカナダ企業系の鉱山操業は平常どおり行われている。
 Breakwater Resources Ltd.(本社:Toronto、以下、“Breakwater社”)、Yamana Gold Inc.(本社Toronto本拠、以下、“Yamana社”)、Goldcorp Inc.(本社Vancouver、以下、“Goldcorp社”)の三社によると、現在のところ、現場での状況に変化は無く、鉱山は継続して地元コミュニティの支持を受けているとした。各社とも、Roberto Micheletti国会議長が新大統領に宣誓就任した同国の政治変革に関与する意向は見せていない。
 Yamana社CEOは、「我々の観点では、いかなる政治問題にも関与しない。また、当社としては同国における事業活動への強力なサポートを継続して得られるように願う」と述べた。Yamana社はホンジュラスに拠点を置くSan Andres鉱山をAura Minerals Inc.(以下、Aura社)に売却するが、Aura社の持合株を通して同プロジェクトの権益を留保することになる。
 また、Goldcorp社はホンジュラスのSan Martin鉱山での生産を終了したところであるが、現場に残り鉱山跡地修復作業中の作業員もいるため、安全対策として、この政治的状況が解決するまでは自宅待機を指示をしている。
 更に、Breakwater社副社長は、「ホンジュラス議会と最高裁判所に変化はなく、同社と政府との関係への影響は最小限であるはずであり、今回の様な事態では状況変化に注意が必要であるが、必要な作業を継続する」と述べた。

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