閉じる

ニュース・フラッシュ

2009年7月14日 サンティアゴ 菱田 元

チリ:閉山法案についての最近の動向

 7月3日付け地元業界紙等によると、チリ上院鉱業委員会は2010年3月までに閉山法案を通過させることを目標とし、チリ鉱業界を代表する組織・機関から閉山法案についてのコメントを聴取する作業を開始した。鉱業委員会の最近のセッションでは、SONAMI(鉱業協会)、COCHILCO(銅委員会)、SERNAGEOMIN (鉱山地質局)、そして鉱業省からのヒアリングを行った。
 Baldo Prokurica上院議員は、「国営鉱山と民間鉱山の両方が効率的に閉山を実施できるような法案にまとまることを期待している」と述べた。Prokurica上院議員は、閉山は環境影響評価システムに組み込まれるべきで、鉱山建設開始前にプロジェクトが承認されるのと並行して、閉山についての承認もなされる必要があるとの提案を受けたと付け加えた。
 更に、7月10日付けの地元業界紙によると、チリ上院鉱業委員会は閉山法案の最終セッションにおいて、SERNAGEOMINとCONAMAの閉山に係る役割がオーバーラップする問題を回避する方法について議論が交わされた。
 現在の閉山法案では、これら2機関は共に複数の同様項目についての権限を持つことになり、同法を円滑に運用するためには修正されるべきと上院鉱業委員会は声明で述べた。
 また、同委員会は、例えば抵当権のような財務手段を利用するなど、閉山が適切に実施されることを保証する制度についても議論を交わしたと述べた。

ページトップへ