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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2009年7月19日 ジャカルタ 小岩孝二

インドネシア:Grasberg銅・金山周辺での銃撃続く

 銃撃により7月11日に豪州人技術者1名が、12日には警戒中の鉱山警備員及び警察官の2名が死亡し5名が負傷したGrasberg銅・金山周辺での事件は、収まる気配を見せていない。地元紙等によると、14日には鉱山従業員を乗せたバスが銃撃を受け(負傷者無し)、更に15日には警察官が銃撃され5名が重傷を負った。鉱山を運営するPT Freeport Indonesia社(以下PTFI)は、鉱山は通常どおり操業されていると表明している。国家警察では当初、独立派運動組織である自由パプア運動(OPM)による犯行を示唆。しかし、OPMはこれを否定、「OPMは民間人を標的とせず、そもそも武器弾薬が乏しい」としている。現地の取材制限も相俟って、事件の背景を巡る見方は交錯している。PTFI撤退を図る一部の勢力によるものとの説や、PTFIから裏警備費を受領しているとささやかれている軍と警察の対立に原因する説などの憶測も流れている。

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