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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2009年7月19日 ジャカルタ 小岩孝二

インドネシア:Batu Hijau銅・金山、地方政府が株式移譲受入会社設立

 地元紙等によると、西Nusa Tenggara州、同州西Sumbawa県及び同州Sumbawa県の連合はBatu Hijau銅・金山を操業するPT Newmont Nusa Tenggara社(以下PTNNT)株式10%を買収するためにPT Daerah Maju Bersaing社(以下PTDMB)を設立し、資金調達パートナーとしてPT Multicapital社(以下PTM)を選定した。PTMは株式獲得に必要な資金全額を提供し、収益の25%を受け取ることになっており、購入価格についてPTNNTと交渉を行う意向であるとのこと。株式10%分の価格は388百万US$、既に政府とPTNNTで合意されている。PTM社は、その資本の内、約5%をBakrieグループのPT Bumi Resources社が保有していて、Bakrieグループの他社も出資しているとされるが詳細は不明である。BakrieグループはAburizal Bakrie社会福祉調整担当大臣(ゴルカル党)が実質的にオーナーのインドネシア最大の財閥であり、PTNNT株式移譲問題が国際商事仲裁にかけられる前にも、地方政府へ資金提供しPTNNT株式を取得しようとしていた。国際商事仲裁裁定では、資金調達方法の選択権はインドネシア側に在るとされ、PTNNTの発言権は認められていない。

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