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ニュース・フラッシュ

2009年7月21日 サンティアゴ 菱田 元

チリ:政府がCODELCO改革法案を準備

(1)銅機密法廃止法案
 7月15日付け地元業界紙等によると、CODELCOの売上高の10%を国の防衛予算に充てることを義務付けている法律(銅機密法)を廃止するため、チリ政府執行部が8月に国会へ法案を提出する意向であると上院議会が声明で発表した。
 この法律の目的はチリ軍部への十分な資金供給を保証することにあり、1976年Pinochet軍事政権時に現在のCODELCOが創設されて以降、同法律が適用されている。しかしここ数年、その必要性が問題視されてきており、チリ鉱業界や政界のあるグループはこの法律の改正に積極的で、CODELCOを防衛費拠出に関与させない別の枠組が検討されている。
(2)近代化法案
 一方、国会はCODELCO近代化法案(役員会の構造刷新等)についても審議中で、こちらは2010年3月の現職Bachelet大統領の任期満了前の法案成立が期待されている。この法案は同時に、CODELCOの2008年利益の内、10億US$を2009年の投資額に充当することを認めている。CODELCOの2009年投資計画額20億US$の内、残り10億US$は借入金で賄う。

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