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ニュース・フラッシュ

2009年7月21日 シドニー 原田富雄

豪:ウラン開発が再び注目を浴びる

 2007年、連邦政府の政権政党の労働党が、それまでウラン鉱山開発を3鉱山に限っていた“3鉱山政策”を廃止、また、州政府もSA州、NT準州に続き、2008年10月にはWA州がウラン鉱山開発に舵をきったことから、エネルギー資源としてもウランが注目を集めている。ABARE(豪農業資源経済局)によれば、今後6年間で世界では64基の原子炉が建設され、特に中国においては10年間で20基の原子力発電所の建設が計画されている。
 こうした将来のウラン需要を見越して、これまでのRanger鉱山(NT州)、Olympic Dam鉱山(SA州)、Beverly鉱山(SA州)に続き、Honey Moon鉱山(SA州)が2009年中の生産開始に向け開発が進められ、また、Four Mile鉱山(SA州)の環境影響評価に対する承認も終了し、2010年までに5鉱山が操業する予定となっている。この他に、BHP BillitonもWA州のYeelirrieプロジェクトの開発を進めるなど、鉱山開発に弾みがついている。
 こうしたウランを取り巻く環境は、探鉱を行うジュニア・カンパニーにとっても株価の上昇といった好影響の恩恵を与えている。

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