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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2009年8月4日 サンティアゴ 大野克久

チリ:Anglo American、Los Bronces鉱山周辺でワールドクラスの銅鉱床を発見

 7月31日付けAnglo American発表によると、同社がチリ第Ⅴ州に100%権益を保有するLos Bronces鉱山南方6km(首都Santiago北東50km)で新たな銅鉱床を発見した。
 新鉱床はLos Sulfatos鉱床と命名され、22,000m(39本)のボーリング調査結果を踏まえ、予測鉱物資源量12億t(Cu品位1.46%、Mo品位0.02%、JORC準拠)と計算され、最終的な探査ターゲットとして、鉱物資源量40~50億t(Cu品位0.8~1.0%)が期待されている。
 Anglo Americanは鉱床規模を把握するため、今後2年間に60百万US$の予算を投じ、トンネルボーリングマシンによる探鉱坑道掘削を計画している。
 この他、Los Bronces鉱山の周辺探鉱の結果、新たに資源量約9億t(Cu品位0.81%、Mo品位0.02%)を確認したことを併せて発表した。同鉱山は、埋蔵量24億t(Cu品位0.507%)で2008年銅生産量は235.8千tである。
 なお、Los Bronces鉱山はCODELCO(チリ銅公社)が保有するAndina鉱山に隣接しており、2008年12月にCODELCOはLos Bronces鉱山の権益49%を獲得できるオプション権をENAMIから譲り受けているが、2008年後半からの世界的な景気低迷に伴う銅価下落を理由に2009年にAnglo Americanが保有するLos Bronces銅山の権益を獲得しないことを決定している。

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